いつもの生理をラクにする、アーユルヴェーダなケア。【レシピつき】

日々の暮らしに役立つアーユルヴェーダの情報をお届けする当サイト。今回の記事は、アーユルヴェーダセラピストであり、カレー屋さんも営む笹生実久さんにアーユルヴェーダでの生理に関するケアについて寄稿していただきました!しかもスープのレシピ付き!毎月の生理は女性の生活にとても影響が大きいもの。少しでも快適に過ごしたいですよね。ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。


笹生実久さんについて
桜新町にあるアーユルヴェーダサロン、「アーユルヴェーダキャンディ」のセラピストにして、カレーとプリンが絶品のcafe CUMINを営む料理人。そしてまたある時はシンガーソングライターと、マルチな才能を持つ彼女。ぜひ彼女のinstagramもチェック!


アーユルヴェーダサロンでお客さまのお話を聞いていると、生理がつらくてピルを使用している、出血が多すぎて生理中はお尻のあたりが赤くなってないか気になってしまう、不規則すぎてこない月もある、生理の時も変わらずハードワークをしている、etc….

皆んな生理の不調を抱えながらも、いつもと同じように頑張って生活している女性が多いように思います。

生理中はゆっくりと過ごしましょう

アーユルヴェーダの施術をするサロンでは、『生理中の施術は行いません』と注意事項に記載されています。何故でしょうか?

アーユルヴェーダでは、生理中(特に3日)は、飲酒・運動・マッサージ・爪や髪を切らないなど、デトックスすることをやめる、とあります。
更に、仕事や頭を使う作業や家事もせず、入浴や洗髪も控えた方が良いとのこと。

自然な浄化に身を任せ、自分自身に優しく、大切なものを扱うようにゆっくり過ごすことが大事です。

そんなわけにはいかない、とゆう方もたくさんいるかとは思いますが、少しの意識の違いで、ラクすることを許してあげられる時があります。

次回の生理から、ぜひ少しだけでも甘やかしてあげてみてください。
女性の場合、ストレスが生理の不調に繋がることも多いのです。

体質別PMSの症状

アーユルヴェーダでは、「前の月経期間中にどう過ごしたか」が、次の月経の状態を変えると言われています。
月経前症候群(PMS)と言って、月経前の不調の方が辛い、とゆう方も多いと思いますが、これも前の生理の時の過ごし方が影響します。

体質別のPMSの症状をご紹介します。

《もともとvataが強い方、今vataが増えすぎている方》
下腹部の痛み、腰の痛み、頭痛、ふくらはぎの痛み、不安 etc…

《もともとpittaが強い方、今pittaが増えすぎている方》
にきび、手のひらや足の裏が熱い感覚、上半身のほてりやとぼせ、イライラ etc…

《もともとkaphaが強い方、今kaphaが増えすぎている方》
食欲不振、吐き気、嘔吐、落ち込む etc…

このように、体質別に不調の種類も変わってきますが、ゆっくり過ごした方が良いのは皆んな同じ。

たとえば今回の生理の不調が少なかったからといって、活動的に過ごしてしまえば次の生理に影響します。
どうしても変えられない予定とぶつかってしまった場合は、次の生理の時には、よりゆっくり過ごすよう計画するなどして、バランスすると良いかもしれませんね。

女性ホルモンに良いハーブを摂るのもおすすめ

アーユルヴェーダで、女性ホルモンに良いハーブといえば【シャタワーリー(シャタヴァリ、シャタワリ)】です。

どの体質の方でもOKな優れた強壮剤、強精剤で、生理不順、生理痛、PMS、更年期障害、母乳をふやす、血液浄化、むくみ、不正出血 etc…に良いと言われています。

*生殖器に栄養を与えるハーブなので、子宮筋腫がある方は筋腫が大きくなる可能性があります。医師にご相談ください。

(シャタワーリー以外だと、ターメリック、アロエ、アシュワガンダ、サフラン、甘草、シナモン、生姜 etc… )

私自身、シャタワーリータブレットを飲んでいますが、飲み始めて2ヶ月経ったあたりで変化がありました。PMSがなくなり、いつ生理がくるのかわからないほど不調がなく、ほぼ決まった日にちにはじまり、3日ほど経血が多くなったあと速やかに終わります。
(*効果は個人の感想であり、人それぞれです)

以前は、PMSで精神不安になって泣いてしまったり、イライラして人との接し方を反省することがあったり、朝寝坊やお腹の痛みやだるさもあり、婦人科で薬をもらっていたこともありましたが、大きな変化を体験しています。

消化に優しい食事をとりましょう

月経中は、体力の低下だけでなく、消化力も低下する時期なので、食事も気をつけてあげましょう。

特に生理3日は、消化に良い食事をとって、心身共に優しく労わりましょう。

「食べる輸血」とも言われ、女性ホルモンにも良いビーツと、消化に優しいムングダールをつかったスープのレシピを紹介します。

*今回は、消化力の観点から、より消化に優しい皮を剥いたひきわり豆を使いました。

〔ビーツ&ムングダールのスープ〕
〈3人前〉
ムングダール…1/2カップ
ビーツ…85g
玉ねぎ…50g
にんにく…1/2かけ
生姜…1/2かけ

[A]
ターメリック…小さじ1/4
コリアンダーパウダー…小さじ1
カイエンペッパー…少々(お好みで)
岩塩…小さじ1/2

ギー…大さじ1
[B]
マスタードシード…小さじ2/3
クミンシード…小さじ1/2
ヒング…少々

①ムングダールを洗い、お好みのオイルとターメリックパウダー(分量外)を入れ30分浸水する
②ビーツを角切り(切り方はお好みで)にしてムングダールと浸水しておいた水ごと一緒に煮込む
③Aのスパイスと岩塩を入れさらに煮込む
④別のフライパンにギーを熱し、Bのスパイスを順番に入れ、みじん切りにしたにんにく&生姜、玉ねぎを入れ炒める
⑤玉ねぎが透明になるまで炒めたら、ムングダールの鍋にすべていれて煮込む
⑥味見をして塩を調節、消化力が弱まってる時はより豆が溶けるまで煮込むと良い
⑦出来上がり!分量は目安ですので、自分好みにアレンジして自由に楽しんでください★

(笹生実久)


笹生実久さんの活動情報

アーユルヴェーダキャンディ
東急田園都市線 桜新町駅が最寄りのトリートメントサロン。薬草オイルをたっぷり使ったアーユルヴェーダトリートメント(アビヤンガ)と心やエネルギーにアプローチするチャクラトリートメントを受けられるサロン

cafe CUMIN 
カレーとプリンのお店。※営業日はリンク先instagramからご確認下さい

笹生実久
シンガーソングライターとしての彼女の活動はこちらから


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