時間もお金も必要なし!忙しい毎日でも、いますぐ試せるアーユルヴェーダな健康習慣。

ここ数年、メディアやSNSを通じて広く注目されるようになったアーユルヴェーダ。皆さんはどんなイメージを持っていますか?

オイルをふんだんに使うトリートメント、スパイスを使った料理など、私たち日本人にとっては馴染みのないイメージがあるかもしれません。

アーユルヴェーダはヒマラヤで生まれ、インドやスリランカなどで発展した伝統医学です。そのため異国情緒な雰囲気がイメージとして先行しがちですが、私たち日本人でも取り入れやすい健康増進のためのアドバイスがたくさん詰まっています。数あるアーユルヴェーダの教えの中で、今回は時間もお金もかけず簡単にできて、誰にとってもやる価値のある健康習慣をご紹介します。

(筆者の私もアーユルヴェーダを学び始めて4年目となりますが、健康習慣は特別なサプリメントやハーブをとることに限らず、基本的なことを継続して行うのが大事だなぁと実感する毎日です。忙しい毎日でも取り入れやすい内容となっていますのでぜひ参考にしてみてくださいね。)

朝の歯磨き時には舌もきれいにする

皆さんは舌ごけのチェックをしていますか?もしチェックする習慣がない方は、鏡で舌を確認してみてください。舌は、食べたものをきちんと消化できているかのバロメーターです。舌ごけがべっとりとついていたら、本来の消化力を上回る量や質の重いものを食べてしまって、身体に未消化物が溜まっていたり胃腸が弱まっているサインです。

朝は舌ごけをチェックして、もしたまっている様子があれば、その日は食事を軽くするようにイメージを持ってください。(軽い食事とは、脂質が多すぎずよく火を通した食事です。お刺身などの生ものはさっぱりと食べれたとしても、消化に軽くはないので注意です。)

また舌ごけは老廃物であり細菌のかたまりでもあるので、必ず取ることをおすすめします。そうすることで、菌の繁殖、口腔内の悪臭を防ぎ、味もよく感じられるようになりますよ。

舌の清掃はブラシなどで行うとかえって舌の表面を傷つけてしまいます。スプーンを使ってとることもできますが、(スプーンのへこんでいる側を舌にあてます)一番のおすすめはタングスクレーパーという金属の道具を使って取るやり方です。山になっている方を上向きにして、舌をなでます。舌ごけをとるのはほんの数秒でできますし、なんの負担もなく習慣化できると思いますので、ぜひ取り入れてください。

朝コップ1杯の水を飲む

アーユルヴェーダでは、朝一番に摂取するものとして常温のお水か、お白湯でもぬるいものを勧めています。熱々のお白湯は吸収が良いのですが、朝いちでは胃腸の掃除のためにお水の方が適しているそうです。朝にお水を飲むと大腸の蠕動運動が促進されスムーズな排便にも繋がりますよ。アーユルヴェーダが推奨する水の量は640ccとかなり多めなのですが、まずは少ない量から始めていき、徐々に増やしていくのもおすすめです。

ちょっとした心持ちで、毒を溜めにくい食事に

アーユルヴェーダは健康においてとにもかくにも消化力=アグニを重要視します。アグニには食べ物を消化する力だけでなく、代謝なども含んだ広い意味がありますが、やはり一番重要視されるのは胃腸の働きです。胃腸のアグニが元気であれば他のアグニも元気に働くことができるからです。健康を維持するには、今の自分自身のアグニに見合った量や質の食事を取ることが重要で、消化しきれない量を食べてしまうと、未消化物(アーマ)となり、さまざまな不調を引き起こすと考えられています。食事法についてはさまざまなことが説かれていますが、今日は今すぐにでも試せる方法を1つお伝えします。

それは感謝の気持ちを持って食べること、です。実はこれは他者のためではなく自分のためになるのです。

感謝の気持ちは、心をリラックスさせ、副交感神経を優位にし、それにより消化がスムーズに進むという効果があります。世界中の国や宗教で、食事をする前に感謝の意を表す文化があるのは、先人たちが経験的にこのことを知っていたからなのかもしれません。アーユルヴェーダでは、アグニを神と考え、食べ物をアグニへの神聖なお供物とする考えもあります。急にそこまでイメージするのは受け入れにくいかもしれませんが、食事をする際は、作ってくれた人、農家の人、今飢えを感じず食べ物を手に入れることができる環境、何に対してでもいいので、感謝の心を持って食事を取るようにしてみてください。

1日1杯はお白湯を飲む

温かいお白湯は、アグニを整えて消化を促進したり、未消化物(アーマ)をなくすことに役立ちます。頭痛や冷え、便秘などのちょっとした不調にもすすめられます。アーユルヴェーダでは蓋をしていない鍋を火にかけ、お湯を煮詰めることで、お湯が空気を含み、風・火・水のバランスが取れた飲み物になるという考えがありますが、鍋でお湯を沸かすのが億劫な場合には、電子レンジや電気ケトルで沸かしても、効果がないわけではありません。ご自身の生活に合わせてできるやり方でお白湯を取り入れてみてください。(ちなみに飲食店でもお白湯をお願いすると、意外と対応してもらえます!)

お白湯を飲むのに適したタイミングは、食事中、食事15分後、食事と食事の間、夜寝る直前(ベッドの中で飲むくらいに直前なのがポイント)です。食事の直前の水分摂取は胃液を薄めるので、避けましょう。

日中にお白湯を飲むのが難しい方も、就寝の直前にフーフーしながらあつあつのお白湯を飲んでみてください。睡眠の質の改善も期待できますよ。

東急東横線元住吉駅アーユルヴェーダサロン環のオーナーセラピスト。instagramではマンガでアーユルヴェーダを発信しています。

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